« ケチ臭いジジイ | トップページ | カルガモ »

2019年5月14日 (火)

こんな山あったかなー?

Sp50500152 

陽が傾く頃になると、おいしい肴をつまみにして酒を呑み、
道歩く若い女をみかけると、よーよーねえちゃんよ、
今日は何色のパンツ穿いてんの、うひゃひゃひゃーピンクかよ。
なーんてヒヒジジイが満面の笑みであたりかまわず声を掛ける。
1000%、イヤな顔をされる。
何が悪い、迷惑などおかまいなし、
そうやって日が暮れてゆくその一瞬が幸せなのだ。
ジジイはそれでいい、ババアはどうなのだ。
男好きなエロババアいるのである。
若い男が好きで何が悪いというババアはたしかにいる。
しかし、誰にも相手にされない。
その点ではヒヒジジイも同じ扱いだ。
なーんでか。
第一、顔も手足も皴もぐれなのだ。
髪の毛も黴みたいになっていて、なんとも臭い立っているのだ。
椅子から立ち上がったその瞬間に、なにをするか忘れてしまって呆然としているのだ。
それでも若い女を見ると声を掛ける。
若い男を見ると媚を売る。
いっそのこと、ジジババ同盟をつくればいいのだが、
そうは問屋が卸さない。
そんなジジババも一応ささやかなプライドを持っている。
お互いの顔を見合わせて、ああはなりたくないと思っているのだ。

« ケチ臭いジジイ | トップページ | カルガモ »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« ケチ臭いジジイ | トップページ | カルガモ »