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2018年3月 3日 (土)

タネ

Spc021171                           <文と写真は無関係>

ひと時、ヨウシュヤマゴボウが庭の片隅に生え、真黒な実をたくさん生らしていたときがあった。

とこどきとんでもない草や木が生えたりするので、鳥が種を運んできて、糞をまき散らしてゆく名残だろう。

ヨウシュヤマゴボウは、植物図鑑では毒があると書いてあが、大した毒ではなさそうで、食べた人もあって、たくさん食べるとどうなるかはわからないが、舌が痺れる程度だったそうだ。

タネは一粒食べただけで、害が大きいものもあれば、たくさん食べると害が出る物もあるし、まったく無害のものもあるがたいがいは渋いか酸っぱい。

その多くはまだ熟れていない若い実だ。

植物の戦略だ。

実を遠くに運んでもらいたいのだが、まだ食べたらダメよというわけだ。

熟れると毒は消え、渋みも抜け、甘くなる。

ところが、なかにはまったくの無毒にはならないものもあって、少量残すのだ。

そうすると鳥や動物たちはたくさん食べられない。

植物はできるだけ多くの動物たちにいろんなところに運んでもらう作戦なのだ。

だれが考えたのか、非常によくできている。

とことがところがところさん。

まだ熟れていない非常に有毒な種を平気で食べる鳥もいる。

その鳥はまず海沿いにある毒消しの作用を持つ土をあらかじめ食べおく。

だれがそんな高等過ぎるテクニックを教えたのだろう。

わたしたちにはわからないことだらけなのだ。

神様、教えてほしいのだ。

          -バカボンボンー

綺麗な実をつけていたヨウシュヤマゴボウはある日突然に枯れてしまったが、その後、また若い芽が出てきた。

野鳥が運んできたのだろう。

今日は空に赤い月が出た。

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