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2017年11月 7日 (火)

ビナンカズラ

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記憶というものは不思議なものだ。

ある人にとってはなんでもないことなのに、そこに一緒にいた別な人物は鮮明に記憶していて、後にその事実を何でもないと思った人に話をすると、その人はまったく覚えていないことがよくある。

また、その逆のケースもあって、お互いに、あの人は記憶力がいいのねーとしきりに感心したり、えっ!覚えてないのなどとバカにしたりしている。

わたしも、幼いころに青森で住んだことがあるらしいのだが、毎日が家の中での生活。

ある日、乳母車に載せられて初めて戸外に連れ出された。

眩しいばかりの雪景色にびっくりしたのだろう。

うれしくてはしゃいだ記憶が残っている。

のちに母に訊くと、それは3歳になったかならないかの頃だったという。

当時暮らしていた家の間取りもおぼろげながら覚えていた。

人っていうのは誰にも一瞬だけ強烈に反応して記憶に残るときがあるようで、不思議でも何でもない事なのかもしれない。

トラウマっていうのもそうなんだと思う。

子どもの頃に友だちなどから邪険な扱いを受けたりすると、それが一生残る。

特に学校の先生から頭のいい子への言動と、そうでない自分への対応とかがはっきりわかるくらいに違ってたら、それはもうショックで、その場にいたたまれなくなる。

そしてなんでもないときに、それが突然にフラッシュバックしたりして、ものすごく顔が歪んだり、顔が異常に熱くなっている自分に気がついたりする。

ところが話はそれで終わりではない。

自分も思わぬところで、差別的な扱いをしたり、酷いことを言ったりしているのだ。

そういうことをしまいと思って、気をつけているようでもダメなのだ。

知らぬ間に人を傷つけているってことが結構ある。

人生ってそんなものと諦め半分でもあるし、そう思うことによって、他人にも随分と寛容になれることに気がついた。

だから、最近は他人には必要以上に気を使わないことにしていて、言いたい放題なことをしている。

それを許してくれるかどうかはその人次第、わしゃ知らん。

いやー、無責任て気楽でいいよなー。

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