« 夏の草叢 | トップページ | 30連勝ならず »
朝、いつもの散歩道を歩いてたら、小さな小さなたくさんのカニが道を横切っていた。
近づくと目を突き出し小さな爪を振りかざして、一斉に蜘蛛の子を散らしたようにして逃げて行く。
わらわらわらーっと逃げた後には、一つ二つ三つ…いくつもいくつも車に轢かれたのだろうぺしゃんこになったカ二が残されている。
煎餅のように薄っぺらになった甲羅には、可哀そうに、目が空を見上げ、爪も上へ振りかざしたままの姿だった。
あーあ、せっかく生まれてきたのになー。
カニさんや こんなところに 車が走る道つけて すまんのー
生き残った子ガニや 車に気をつけてのー
生きて 来年たくさんの子を産んでくれりゃのー
名前:
メールアドレス: (ウェブ上には掲載しません)
アドレス(URL):
この情報を登録する
内容:
この記事のトラックバックURL:http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/2016521/71022116
この記事へのトラックバック一覧です: アカテガニの子:
コメント