2017年8月20日 (日)

戦争ってなんだろう

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人は誰もがどんなかたちであれ死に逝くが、戦争に散った人が一番悲惨なめに遭わされたように思う。

特に第二次世界大戦のような現代における戦争は、勝利した国の兵士たちも悲惨な思いをしたであろうが、追い詰められてもなおながながと敗北を認めようとせずにとことんまで犠牲になった。

家々の上空から落とされた爆弾は1年3か月もの間、16万トン以上にもなる。

民間人の死傷者数は軍人の戦闘被害78万人を上回る。

プロ野球選手も召集され亡くなっている。

名古屋軍に所属し活躍していた石丸進一投手は敗戦の3月前に、神風特攻隊員として出撃し、帰らぬ人となった。

ベーブ・ルースと対戦したかの有名な元巨人軍沢村栄治投手などは、昭和13年日中事変に出征、負傷復員したものの、昭和16年再び召集されフィリピンへ出兵。

再び帰還したものの、昭和19年に3度目の召集。

その年の12月に乗っていた輸送船が、屋久島西方の東シナ海に差し掛かったとき、アメリカ潜水艦により撃沈され、亡くなった。

3年ごと3度も戦争に…悲劇と悲惨を通り越している。

日本の平和は犠牲になった彼らによって守られ、いまの繁栄があると云う人がいるが、そうだろうか。

ひょっとすると、この言葉は戦争で犠牲になった人たちへの、せめてもの償いの気持ちなのかもしれない。

2017年8月19日 (土)

子どもと子どものままの大人

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田中澄江さんの男の子二人のお孫さんが、ある日喧嘩をして上の子が弟を泣かせてしまった。

咄嗟に、「ダメよ。仲良くしなくては。」といって、その子の腕をつねった。

すると彼は叫んだ。

「おばあちゃん。死んでて。」

田中さん、びっくりして何も言い返せなかったそうだ。

ある日、お彼岸のときにお墓参りに出かけて、その子に「おばあちゃんは死ぬと、この石の下に入って、もう坊やに会えないのよ。それでもいい?」

彼がべそをかいたので「これからは死んでてなどと言わないの。わかったわね。」

ところが彼はよその家の前にあった大きな石の門を見て、「おばあちゃん、この石の下にも人が死んでるね。」と大声で叫んだ。

子どもは思ったことを云うが、ときには残酷だ。


「僕、桑田町(くわたちょう)に住んでるのやね。」と云うと、僕は、「おっさん字を知らんのやな、くわたやない、そうだや、アホやな。」

横にいたお母さんが、くわたとも読むのよ。と教え諭した。

わたしは、このクソガキ、生意気な奴、どついてやろかと思ったが、出た言葉は「そうなんだ、へー、それでそうだちょうって言うのやね。」

僕もお母さんも、シラーっとして、会話が途切れてしまった。

あー、またアホぶりをさらけ出してしまった。

もう言わない。

2017年8月18日 (金)

キバナシャクナゲ

S1280pxkibanashakunage                                   ウィキペディアから拝借

薬師岳から帰ってきて、だいぶ日数が経ってしまった。

遅ればせながら、田中澄江さんの名著「花の百名山」を読んでみた。

その日、北薬師の山腹はまことキバナノシャクナゲの群落にいろどられていて足も心も軽くなり、それから二時間かかって辿り着いた薬師岳の山頂には、小さな祠のあとと、さびた刀剣がいっぱいあって、苦しみ苦しみここまで来たのは、自分だけではないのだと、眼に見えぬ先人の霊になぐさめられる思いであった。

                             ー薬師岳、一部抜粋ー

ここではキバナシャクナゲをキバナノシャクナゲと紹介している。

この花、6月から8月にかけて咲く。

そして、薬師岳山荘の入り口付近の斜面にあるんだそうだ。

気がつかなかった。

いまになって、なぜ、行く前にこの本を読んで行かなかったのか…。

あー、バカじゃ、悔しい。

田中澄江さんが登った頃には、山頂の祠は壊れたかどうかして、なかったんですね。

このとき、頂上の雪をすくって、コンデンスミルクに入れて食べた、おいしかったと書いてある。

2017年8月17日 (木)

日中はまだまだ暑いのだが…

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お父さんと呼ばれて四十ん年、そしておじいちゃんになって十ん年。

父と母は当然にひいじいちゃん、ひいばあちゃんと呼ばれている。

そしてじいちゃんとばあちゃんはやっぱりお互いをじいちゃんばあちゃんと呼んでいる。

一番最初に生まれた子は二番目ができたとたんに兄ちゃんとか姉ちゃんと呼ばれるようになって、それまで○○ちゃんと呼ばれてたのに、もう名では呼ばれない。

なぜか、一番下の子にあわせた呼称になる。

どこの家庭もだいたいがそうで、一見、和やかで暖かく、そして微笑ましく見られている。

しかし、外でこれを使っていると、他所の子どもがパパと呼んだときに、思わず他人の自分が「はい」と返事したりして、気まずく恥ずかしい思いをすることがある。

稀に、名で呼び合っている家庭もある。

パパのことをママが昔のままに○○ちゃんとか呼び捨てで○○なんて言ったりするので、子どももつられてパパのことを○○と呼び捨てにしたり、ママのことを△ちゃんと呼んだりする。

個がはっきりしていて、なかなかにいい。

日本ではこういう個性を大切にする家庭は少ないような気がする。

どちらがいいのかはわからないが、なんとなく、日本もそろそろと、個性を大事にする文化を育むためにも、呼称を一番下に画一的に揃えることは止めたほうがよさそうな気がするがどうだろう?

画一的にパパと呼ぶのもママと呼ぶのも、そこにはパパらしくママらしくと言っているようなもので、なんとなく右に倣えみたいな、そうでなくちゃ和が乱れるみたいなそんな感じなのだ。

少なくとも、兄ちゃんは兄ちゃんらしくとか、姉ちゃんは女の子だからとか、比較の対象にしたり、抽象的な表現で個性を押し殺さないようにしたいものです。


朝晩涼しくなったが、秋雨前線の影響で野菜が高騰しているらしい。

半切りの野菜が店頭に並ぶ日が近いかも。

2017年8月16日 (水)

お昼は…

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今日も湿度が高く、蒸し暑い。

こんな日はやっぱり、しつこく、冷っこいうどんに限る。

いつものお気に入りのうどん屋さんの暖簾を押し上げて、トレイを取って注文。

メニューを見たら、あらら、大好きなキムチうどん売り切れてて、メニューの札が裏返されていた。

しゃーないなー、大将、冷やしぶっかけたのんますー。

お皿に、おさかなフライに牛コロッケを乗せた。

ツルツルーッ、う、うっまーい!

夏はやっぱりこれだなー。

お盆が今日で終わった。

昔なら、そこかしこで夜には賑やかに盆踊りが催され、お盆が終わるのだが、最近はそういうこともなく静かに日が暮れて行く。

旧暦の16日でしたら十六夜の満月なのですが、今日は三日月、厚い雲に隠れております。

次の楽しみは、24日の地蔵盆ですね。

2017年8月15日 (火)

夏バテ

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湿度計を見てびっくり、80%、気温は29℃なのに、どおりで蒸し暑い。

湿度が10%ごとに体感温度は1℃上がるのだそうだ。

そうすると今日の体感温度は37℃にもなる。

やっとれん、こんな日の食事はやっぱり冷たいものにかぎる。

しかものど越しのいいものとくれば、ざるうどんとか冷やしぶっかけ、おかずにはやはり天婦羅がいい。

たくさん食べないと夏バテになるし、なんて思いながらつるつると二玉も三玉も食べる。

さっぱりっとしたあと口に天婦羅攻撃、パリッとしてサラッとしているようにみえるがこれが結構こってりなのだ。

口の中がこってりしたあとに、つるつるさっぱりっとのどを鳴らしながら流し込む。

そして再びこってりっとさして、さっぱりっと冷たいビールなのだ。

夏痩せなんかするわけがない。

夏バテというのは実はウソ、湿度が高くて体がだるいだけなのだ。

その結果、夏が終わりさらに秋が来るとやたらと太っているのである。

ご用心!!

2017年8月13日 (日)

山でのアルコールと虫

Sdsc08144                                1870.6m三等三角点・青淵

ひーこら汗をかきながら登って、やっとの思いで山小屋に到着すると、すぐにキョトキョトと目を売店あたりで泳がせたあと、それまでの苦痛に歪んだ顔をだらしなく緩ませ、一点にくぎ付けにする。

一緒に登ってきたチマチマ隊長は躊躇することなく、ビールを注文し、並々と注いだピルスナーの金色に輝くジョッキをベンチに運んでくる。

ジョッキには水滴がほどよくついていて、よく冷えているのがわかる。

咽喉が鳴る。

しかし、高山病体質者は悲しい。

飲みたくても飲めない、横目で眺めているだけなんて。

あ~、なんのために山に登ってきたんだ。

ほんとうに悲しい。

Sdsc08471                               北ノ俣岳三等三角点・北俣嶽

隊長は途中にあるテン場でテントを張った。

わたしと妻二人は、テン場からおおよそ3時間弱歩いて薬師岳に登り、40分歩いて山荘へ着いた。

その間、隊長はテン場で悠然と景色を眺めながら、ひとりのんびりと焼酎を飲む。

しかしだ、二晩、テン場で焼酎やビールを飲んだが、アルコールは虫を呼ぶ。

大量のアブとブヨに悩まされたそうだ。

ざまあみろ!

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せっかく、薬師岳へ登ったが、三角点を撮るのを忘れてしまった。

なので、代わりにケルンを…。

                             -終わりー

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あった。

薬師岳三角点、隊長が撮影して送ってくれた。

サンキュー(^。^)y-.。o○

二等三角点・薬師ヶ岳。

上に見えている建物は薬師如来像が安置されている祠。

ありがたや、ありがたや<(_ _)>

                                  ーほんとうの終わりー

2017年8月12日 (土)

山小屋の睡眠

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山小屋では眠れないことがよくある。

枕が変わったうえに、部屋には何人も見知らぬ人がいて、話し声やいびきが聞こえたりする。

狭い部屋にいくつも布団が敷き詰められ、隙間がなく、トイレへ行くにも足を踏んだり体を蹴とばしはしないかと、気の弱い人は頭が禿げるほど寝る前から心配する。

かといって薬の知識がなく、睡眠導入剤や安定剤を飲む気にはなれない。

薬は嫌いなのだ。

寝つきをよくするが途中で目覚めたときは寝られないという薬もあれば、いったん飲むと薬が覚めるまで寝てしまう。
どっちもどっち、行動の早い山では困ってしまう。

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そんなときは布団に横たわり、さあ寝ようというときにあることをすると、効果がある。

一つは両手の薬指を除いた8本の指を爪の両側から摘まみ順番にモミモミ2回繰り返す。

これをするだけでも3分以内に寝られるが、それでもまだ寝られないという方には…

身体の筋肉に力を入れて、全身を硬直させる。

そして一瞬にして力を抜き、緊張をダラーっと解きほぐす。

すぐに寝られます。

それでも寝られない方は、諦めなさい。

ダラーっと横たわっているだけで疲れは案外にとれる。

緊張を解いてリラックスし、明日は楽しいぞなんて思っていれば、そのうちンガーッて寝ているものなのです。

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普段から睡眠をよくする方法。

朝目覚めて30分後には軽い散歩をして外の光を浴びよう。

朝食には牛乳など乳製品を必ずとりましょう。

運動は夕方にしましょう。

お風呂や夕食は早めに済ませましょう。

医学的な根拠は長くなるのでしません。

2017年8月11日 (金)

登山届け

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太郎平小屋には富山南警察署山岳警備臨時派出所が併設されている。

登山届はここへ提出することになっていて、妻が窓口にいた若い警察官に届け出をした。

一読した警察官、「随分とゆっくりですね、これなら大丈夫でしょう」ニッコリ笑って受け付けてくれた。

一泊二日で歩けるところを二泊三日での届け出なので、お年より夫婦でもゆとりをもって安全に歩ける、と思ったんでしょうね。

でも本当のところは、あまりにもゆっくりした計画なので、ピクニック気分できたんじゃねーのか、なーんてお腹の中で思ってたのに違いありません。

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夜の小屋で、その若い警察官が泊り客の前で山岳事故の近況を語った。

今年1月から6月までの半年でこの山域では28件の事故があり、うちお一人の方が滑落死亡だった。

黒部五郎岳の岩場で、突いたストックを滑らして、その弾みで150m滑落した。

岩場の状況にもよるが、危ないと思われるところではストックをザックに仕舞って三点支持で歩きましょう。

ストックはあくまでも歩く動作の補助、膝への負担軽減や次の動作へのスムーズな足運びなどのために使うものなので、ストックに体重を乗せ過ぎないようにしましょう。

つい疲れてくると、その基本を忘れがちなんですよね。

Sdsc08248_2                                       キヌガサソウ

今回の山行ではとにかく胃が快調で、警察官がおしゃべりしてるときにも、たくさん食べた。

薬師岳山荘も太郎平小屋も、なぜかポークカツ。

お肉は力がつくよなー。

お代わり自由、他のみなさんもごはんモリモリで食べている。

話が終わると拍手が起きた。

みなさん、マナーもいい。

話し手もにっこり笑顔でした。

2017年8月10日 (木)

一枚のショートパンツ

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今回の山行では徹底して軽量化を図った。

高齢化のため4~5年前と比べて、テント泊装備した重たいザックが担げなくなったからだ。

そのため、山小屋泊まりにしたが、そのうえになおも軽くしようとしてコッヘルもガスも持たず、食料も非常食にバナナ2本と小さいカップラーメンのみ。

まさかのためのツエルトも持参しなかった。

お湯はテルモスに入れて持参、冷めれば山小屋で熱いのを調達できる。

普段の日帰り登山と変わったところといえば、着替えの下着といびき防止グッズと歯ブラシを持参したことくらいだろう。

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ひとつだけ、持ってこなかったことで後悔したものがある。

ショートパンツだ。

ジャージパンツでもいいが、少し重い。

軽くて速乾性のものがいい。

これを一枚ザックに入れておけば、小屋どまりをより快適に過ごせると思った。

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今回は持ってきてなかったので、夜寝るときにコソッとズボンを脱いで、下着のまま布団に潜り込んで寝た。

朝は、布団の中でもぞもぞズボンを履いて起きた。

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いくらなんでもなー、ズボン履いたまま寝るのもなんだし、ジジイの下着は見たくないだろうよ。

朝食が不味くなるわなー。

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